ナ・リーグのワイルドカード争いは最終盤までもつれることとなった。29日(日本時間30日)、勝てばポストシーズン進出が決まるはずだったブレーブスがロイヤルズに敗戦。一方、メッツはブルワーズに、ダイヤモンドバックスもパドレスにそれぞれ勝利し、ワイルドカード残り2枠を争う3チームがゲーム差なしという大混戦となった。
メッツとブレーブスは30日(日本時間1日)にダブルヘッダーが組まれており、この2試合の結果で3チームの命運が決まる。
両チームはここまで88勝72敗、一方、ダイヤモンドバックスは89勝73敗でシーズンが終了。メッツ、ブレーブスともにワイルドカード進出へのマジックナンバー「1」としており、どちらも1勝すれば進出が決まる。
つまり、1勝1敗だった場合はブレーブスとメッツが、ブレーブスが2連勝した場合はブレーブスとダイヤモンドバックスが、メッツが2連勝した場合はメッツとダイヤモンドバックスがそれぞれワイルドカードシリーズに進出する。
先にシーズンを終えたダイヤモンドバックスはどちらかの連勝を願うしかない状況となった。
ブレーブス-メッツのダブルヘッダーは今月25、26日(同26、27日)の2試合がハリケーン接近による悪天候が予想されたため延期となり、30日(同10月1日)に日程が組まれた。
第1試合は日本時間10月1日の午前2時10分に開始する。
また、ブレーブス・オズナは現在、打率・304でリーグ3位。2試合で9打数9安打だった場合、シーズン607打数191安打で打率・3146となり、パドレス・アラエスの打率・3139を上回り、首位打者となる。