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「光る君へ」脚本家・大石静氏 台本超えた印象的場面 圧巻だった「本当に“幸せで悲しい”顔」演技

スポニチアネックス 2024年9月30日 13時15分

 NHK大河ドラマ「光る君へ」(日曜後8・00)の脚本家・大石静氏(73)が30日放送のNHK「あさイチ」(月~金曜前8・15)にゲストとして生出演。同作で印象的だったシーンを挙げた。

 大石は「役者さんの芝居とか演出で私の台本を超えたことはいっぱいあるんですけど」と前置きしつつ「印象的」なシーンとして第10話の主人公・まひろ(吉高由里子)と藤原道長(柄本佑)が一夜を共にする場面を挙げた。

 当該シーンでついに道長と一夜を共にしたまひろ。「人は、幸せでも泣くし、悲しくても泣くのよ」「(この涙は)どっちも。幸せで悲しい」と涙するまひろを道長は「また会おう。これで会えなくなるのは、嫌だ」と抱き締めるといった内容だった。

 大石氏は「“幸せで悲しい”と言う吉高さんの顔。独特の顔。本当に“幸せで悲しい”顔をしていますし」とし、柄本に対しても「男の人の“終わった後”の冷めた感じも、道長よく出てるし」と両者の演技力を絶賛した。

 さらに「襟元がグッと乱れてるんですよ、まひろの」「足元に脱いだものもあったり」と細やかな演出にも触れた。制作側の演出と出演者の演技に「本当に素晴らしかったですね」と圧巻のシーンを振り返った。

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