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日テレ社長 「news every.」卒業の陣内貴美子に感謝「能登地震、パリ五輪…珠玉のリポート」

スポニチアネックス 2024年9月30日 15時1分

 日本テレビの定例社長会見が30日、東京・汐留の同局で行われ、27日に14年半出演した日本テレビ系「news every.」(月~金曜後3・50)を卒業したバドミントン元五輪代表でキャスターの陣内貴美子(60)への感謝を伝えた。

 陣内は現役時代は10代で代表入りするなど活躍し、92年バルセロナ五輪にダブルスで出場。引退後はスポーツキャスターとして活躍し、10年4月から同番組のキャスターに就任。お天気コーナーの導入部分で、「木原さん!そらジロー!」と呼びかけるのが定番だった。

 ラスト出演となった27日のエンディングで、陣内は「これからは私も『every.』のいちばんのファンでいようと思います!改めて、14年半、本当にありがとうございました。またどこかでお会いしましょう!」と感謝の言葉で締めくくった。

 石澤顕社長は、陣内について「2010年3月29日の第1回から、キャスターとして出演いただいた。私も以前、報道担当取締役ということもありまして先週ごあいさつをしました。最初の印象と全く変わらず爽やか。放送していない日頃の所作の中で温かい気配りを感じる方。14年にわたってキャスターで大キャスターだが、全く初回と変わらない」と印象を回顧。

 自身は「移動中に最後の放送を見た」といい、「陣内さんは毎日番組が始まる前にスタッフの個人名を1人1人読み上げて“今日もよろしくお願いします”と掛け声をかけて番組を始めている。チーム陣内が確立される。番組の温かな家族的な雰囲気の中で役割分担しながら伝えるチームワークができた。その中心人物の1人です」と感謝し、「陣内さんは能登半島など様々な災害の現場で自ら取材していただいた。パリ五輪では陣内さんならではのアスリートの心理に寄り添いながら切れ味鋭い質問をしてくださった。1つ1つが珠玉のリポートだった。陣内さんには心から感謝したい」とねぎらった。

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