日本スケート連盟は30日、フィギュアスケートの24―25年シーズン開幕に向けた会見を都内で開き、10選手が登壇した。
今年5月に引退を発表してプロに転向した宇野昌磨さんも会見に参加。途中からは司会役も務め、選手1人1人の話をしっかりと聞きながら会見を進行した。
その姿に感動していたのが坂本花織(シスメックス)。宇野さんの司会ぶりについて問われると、率直な思いを口にした。
「私がシニアに上がってから、昌磨くんと同じ大会に出ることが何回もあって。いろんな昌磨くんを見てきて、そっち側に立っているのが新鮮で…。めっちゃ上からなんですけど“めっちゃ大人になったな”と思って(笑い)」
そう話して会場の笑いを誘った坂本。「前まで“人に興味がない”とか言っていたけど、選手の気持ちも分かるし、しっかり(選手に)アドバイスをされているのを見て感動しました」と続けた。