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高橋藍「西田選手のサーブを返す」西田有志「良いサーブ打つ準備したい」開幕戦対決で闘志

スポニチアネックス 2024年9月30日 18時6分

 10月に開幕するバレーボールの新リーグ「SVリーグ」の開幕会見が30日に東京都内で行われ、男女各チームの選手が出席し意気込みを語った。

 10月11日に1試合だけ開催される男子の開幕戦(東京体育館)では、昨季Vリーグ王者サントリーと同準優勝の大阪ブルテオンが顔を合わせる。

 サントリーの高橋藍は「ブルテオンはバランスの取れたチーム。ライトから西田選手、レフトからロペス選手、ジェスキー選手。リベロの山本選手もいて組織としてレベルが高い」と警戒した。

 一方、大阪ブルテオンの西田有志は「サントリーはムセルスキー選手が主体に攻撃してくる。高橋藍選手らディフェンシブな選手が増えている。どっちに転んでもおかしくない」と接戦を予想した。

 両チームにはパリ五輪に出場した日本代表が複数在籍し、特に高橋と西田のエース対決が注目されている。

 レシーブ力が高い高橋が「西田選手はサーブが武器だと思う。エースを取られないようにしっかり(レシーブで)返して自分自身の攻撃に展開したい。そこは負けたくない」と先輩への対抗心を燃やせば、西田は「そこ(高橋との対決)は試合でやったことがないので楽しみだし、ハイレベルなバレーになると思う。開幕までに良いサーブを打てるように準備したい」とビッグサーバーとしてのプライドをにじませた。

 開幕戦の入場券は販売開始から約1時間半で完売。先行抽選販売された8万円の席は当選倍率が64倍以上となるほどプラチナチケット化。フジテレビが地上波で生中継することも決まっている。

 高橋は「今までは代表はお客さんが入るけど、リーグは入らないという問題があった。五輪の影響もあって、こうして注目してもらえるのは嬉しい。リーグを盛り上げるためにも開幕戦が重要。さらに盛り上げていけるチャスだと思う」と使命感を感じている。

 西田も「五輪をきっかけに(メジャースポーツに)片足を突っ込み始めている。2019年W杯や東京五輪の後も注目されたけど継続できなかった。3度同じことを起こさないように危機感を持って1人1人が自分ならではのブランディングをしてくことが大事」と神妙に話した。

 

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