◇パ・リーグ オリックスーソフトバンク(2024年9月30日 みずほペイペイD)
オリックス打線は5回までソフトバンク・モイネロの前に無得点。宮城の最優秀防御率タイトル獲得を援護することができなかった。
初回から4回まで毎回走者こそ出すものの、連打を放つことができずに二塁を踏めず。3回2死一塁では太田が二盗に失敗し、4回は1死一塁で杉本が一直にたおれて一走の森も不運な形でアウトになった。
5回はこの日初めて3者凡退に終わり、モイネロはこの回限りで降板。助っ人左腕はリーグトップの防御率1・88として、今季最後とみられる登板を終了した。
これにより、現在防御率1・92の宮城は、今季最終登板となる10月6日の楽天戦で7回1/3以上を投げて無失点、あるいは8回1/3以上を投げて自責1なら規定投球回に到達した上でモイネロの防御率を上回る。最優秀防御率のタイトル獲得へ、オリックスの左腕エースにとっては厳しい条件が課された。