◇セ・リーグ 阪神0ー2DeNA(2024年9月30日 甲子園)
阪神がレギュラーシーズン最後の本拠地戦でDeNAの4投手による零封負けを喫した。
プロ2年目の相手先発投手・吉野に序盤から大苦戦。初回を3者凡退でスタートすると0―0の3回は3番・森下が死球で出塁。続く大山の三ゴロが失策を誘って一、三塁をつくったが5番・佐藤輝が空振り三振、前川が左飛に倒れた。以降も凡打の山を築き無安打。9回に先頭の近本が初安打となる左前打を放ち「継投ノーノー」の屈辱を免れた。
阪神は5月24日の甲子園で、巨人・戸郷に無安打無得点試合を献上している。もし年間2度以上のノーヒットノーラン負けとなっていれば、2022年の西武が、
月日 相手 投手
5月11日 ソフトバンク 東浜
6月18日 オリックス 山本
の2度記録したとき以来。
また、個人と継投の両方で年間2度以上のノーヒットノーラン負けとなれば、1941年の名古屋が、
月日 相手 投手
6月22日 黒鷲 継投
7月16日 巨人 中尾
8月2日 阪急 継投
10月27日 阪急 森
の4度記録したとき以来、83年ぶりの屈辱となるところだった。