◇パ・リーグ オリックス0ー1ソフトバンク(2024年9月30日 みずほペイペイD)
オリックスが42年に並び球団ワーストとなるシーズン24度目の零敗を喫した。宮城と最優秀防御率のタイトルを争うソフトバンク・モイネロの前に、5回まで無得点。7月19日楽天戦以来、今季2度目の「1番・太田、2番・森」の並びで助っ人左腕からマルチ安打も、今季初の3番に入ったセデーニョら後続が続かなかった。
「(モイネロは)イニング数はそんなに投げないと思っていたので、上位打線はある程度バットに当たって、ロング(長打)が期待できるメンバーでいきましたけどね…」
中嶋監督は肩を落とした。宮城が同タイトルを獲得するには、今季最終登板となる10月6日の楽天戦で7回1/3以上を投げて無失点、あるいは8回1/3以上で自責1が必要に。太田は「試合前の円陣もそう(宮城を援護)しようって入っていった。点を取ってあげたかった」と“援護”失敗を悔いた。(阪井 日向)