俳優の梅沢富美男（73）、歌手の研ナオコ（71）が1日、東京・明治座で行われた「梅沢富美男劇団 梅沢富美男 研ナオコ特別公演」の合同取材会に出席した。
梅沢劇団は、1986年2月の明治座初御目見得から今年で31回目の登場。座長の梅沢は、明治座最多主演の記録を誇る。
人情芝居、歌、舞踊の豪華三本立ての公演。第一部では、笑いあり涙ありの人情喜劇。第二部では、研の「かもめはかもめ」梅沢の「夢芝居」などのヒット曲を歌う歌唱ステージ。第三部では、梅沢の代名詞である女形を趣向を凝らしや舞踊とともに届ける。
稽古期間はわずか5日間。稽古嫌いな研ナオコのため「長くやっても身にならないので、5日間で集中してやろうねってことで。結構スパルタでやりました」と座長・梅沢自らが指導したという。
会見中も互いに笑い合い、和気あいあいの雰囲気で会場を包み込んだ2人。「来世でもし会えるんだったら結婚したいと思います」と梅沢は研に“プロポーズ”。「芸能界で一番最初に唇くれたのも研ナオコですよ！紅白歌合戦で…」と過去の思い出にも花を咲かせた。
「いつも1回勝負と思っている」明治座での公演。最後に「ぜひ、楽しんでいただいて。演劇ってこんなに楽しいものなんだということを体感していただきたい」と力強く意気込んだ。