◇パ・リーグ オリックス―ソフトバンク(2024年10月1日 みずほペイペイ)
オリックスに悪夢の展開が待っていた。
2回に3本の適時打で4点を先制し、3回にはセデーニョが左翼へ14号2ラン。初登板だったソフトバンクの前田悠にプロの洗礼を浴びせたまではよかった。
だが、先発の田嶋がピリッとしない。3、4回に1点ずつ失うと、5回には2死一塁から栗原に右越え2ランを献上。2点差に迫られ、さらに山川と正木に連打を浴びて一、二塁を背負い、勝利投手の権利まであと1アウトに迫りながら降板を告げられた。
代わった2番手・鈴木が谷川原に死球を与えて満塁とされ、今宮に右中間へ走者一掃の適時二塁打を浴びて一気に逆転された。
試合前まで6連敗を喫するなど、今季1勝7敗1分けと苦手にしていた敵地・みずほペイペイドームで、攻勢から一転して劣勢に立たされた。