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レイカーズ・八村塁 ロスで悲願の優勝を!NBA6季目へ決意「一番上が見たい」

スポニチアネックス 2024年10月2日 4時46分

 NBAで6季目を迎えるレイカーズの八村塁(26)が9月30日、キャンプインを翌日に控え、ロサンゼルス近郊で記者会見し、悲願の優勝へ強い意欲を示した。日本代表として出場したパリ五輪で負傷した左ふくらはぎは既に完治。昨季68試合に出場して1試合平均13・6得点を記録した実績から今季も先発起用される見込みで、主力としてフル回転する決意だ。

 普段は派手な発言を好まない八村が、明確な目標を掲げた。今オフにグリズリーズから千葉Jに移籍した渡辺雄太に並ぶ日本人最長のNBA6季目のシーズン。自身の最高成績は22~23年の西地区決勝進出で「そろそろNBAの一番上のチャンピオンシップっていうところが見たい。ずっと夢見ていた目標に向けてしっかりとやりたい」と優勝への思いを語った。

 昨季の実績からレブロン・ジェームズ、アンソニー・デービスの主力とともに先発で起用される見込みで「誰もがこのグループを信じている。このチームは(最後まで)勝ち切れる。それを示さなければならない」と力を込めた。チームの顔ぶれは昨季からほとんど変わらず、慣れ親しんだメンバーでタイトル奪取に挑む。

 パリ五輪では左ふくらはぎを負傷して1次リーグ最終戦を欠場。日本は1次リーグ3戦全敗で敗退した。「個人としてもあまりいい結果に終われなかった」と振り返った上で、チームとしては収穫を強調。「何か得たものがあった。次の五輪、次のW杯に向けて凄く自信が上がったと思う。そこは続けたい」と視線を上げた。

 開幕戦は22日(日本時間23日)、本拠地でティンバーウルブズと対戦する。左ふくらはぎは「万全」と既に完治。「体がより強くなっていると感じるし、特にオフェンスリバウンドでもっとフィジカルになれる」と自信を見せた。同じロサンゼルスに本拠を置くドジャースの大谷が異次元の活躍で世界に衝撃を与えている。次は八村が日本人初のNBA制覇という歴史を動かす戦いに挑む。

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