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坂本美雨 異母弟の映像作家・空音央氏と初共演 父・坂本龍一さんが繋いだ縁「大人になって知り合った」

スポニチアネックス 2024年10月2日 7時10分

 昨年3月に亡くなった音楽家の坂本龍一さん(享年71)を父に持つミュージシャンの坂本美雨(44)がパーソナリティーを務めるTOKYO FM「坂本美雨のディア・フレンズ」(月~木曜前11・00)の1日放送で、異母弟で映像作家の空音央(ねお)氏とメディア初共演を果たした。

 空氏は映像作家、アーティストとして活動し、今月4日公開の「HAPPYEND」で長編劇映画デビューを飾った。坂本さんと、米ニューヨークで知り合い最後までパートナーだった日本人女性スタッフとの間に1991年に誕生。歌手・矢野顕子を母に持つ美雨とは異母きょうだいの関係になる。

 番組で、美雨は「私たち実は、実のきょうだいです。私たち4人きょうだいなんですけれども上に姉と兄がいて、私は坂本の次女、音央さんは末っ子、次男ということになります」と説明。「音央さんとじっくりメディアで話すのは初めてですね」と言うと、空氏は「“音央さん”とか言うのも結構不思議な感じがします」と笑った。

 「弟とはいえ一緒に住んだことがなかったので実際にはじっくり知り合っていった感じで、大人になってから知り合った。ここ数年、父が繋げてくれたという感じもあるんですけど」と美雨が話すと、「最近ぐっと知り合ってきてるという感じ」と空氏。

 「HAPPYEND」について、美雨は「素晴らし過ぎて…尊敬してます、本当に」と絶賛。空氏は坂本さんの最後の演奏を記録したドキュメンタリー「Ryuichi Sakamoto | Opus」(今年5月公開)の監督も務めており、美雨は「『Opus』は身内だからではなくて素晴らしいと思いました」と賛辞を送った。

 空氏は「Opus」について、「照れますね。あれは自分が監督したという気持ちはあまりなくて坂本龍一がやりたいことの手助けになれればいいなみたいな、その一心ですね」と振り返っていた。

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