◇欧州CL1次リーグ第2節 セルティック1―7ドルトムント（2024年10月1日 ドルトムント）
欧州チャンピオンズリーグ（CL）は1日、1次リーグ第2節の9試合が行われ、セルティック（スコットランド）が昨季準優勝のドルトムント（ドイツ）に1―7と惨敗。FW前田大然（26）が1点を追いかける前半9分に2試合連続となるゴールを決めるも、ドルトムントFWアデイェミにハットトリックを許すなど前半だけで5失点。今季公式戦10試合目にして初黒星を喫し、1勝1敗となった。
新シーズン開幕から破竹の公式戦9連勝と勢いに乗るセルティックはFW前田とFW古橋が2人そろって先発出場。MF旗手はベンチスタートとなった。
試合は前半7分にPKから失点。いきなりリードを奪われる展開となるも同9分、MFエンゲルスの右からのクロスにFW前田が飛び込み同点ゴール。大勝発進した第1節のスロバン・ブラチスラバ（スロバキア）戦に続く2試合連続ゴールを決めた。
しかし直後の前半11分、相手FWアデイェミに左足で豪快ミドルを決められ失点。再びリードを許すと同29分にもFWアデイェミの豪快な左足シュートを浴び1―3。同42分にはFW前田が自陣の守備からプレスを受け、ボールコントロールが大きくなったところをFWアデイェミに奪われ失点。前半だけでFWアデイェミにハットトリックを許すなど守備が崩壊し、1―5とリードを大きく広げられた。
チームは後半頭からMF旗手を投入。同12分、MF旗手はスルーパスから好機を作るもFWキューンのシュートが防がれゴールならず。同18分にもMF旗手がFW前田のヒールパスから左サイドを駆け上がって好機を演出。ゴール前の古橋へ鋭いクロスを入れるも、手前でクリア。同26分には左足でゴールを狙うも枠を捉えられず。得点には繋がらなかったが好プレーを見せた。
試合は後半にも失点を重ね1―7と大敗。FW古橋は無得点のまま後半18分に途中交代。FW前田はフル出場でCL2試合連続得点をマークするも、チームは今季10試合目にして初黒星を喫した。