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【WCS第1戦】タイガースがアストロズ撃破で先勝 3冠左腕・スクバルが6回零封の圧巻投球

スポニチアネックス 2024年10月2日 6時39分

 ◇ワイルドカードシリーズ第1戦 タイガース3―0アストロズ(2024年10月1日 ヒューストン)

 大リーグは1日(日本時間2日)、プレーオフのワイルドカードシリーズ(WCS)が開幕。ア・リーグのワイルドカードで進出したタイガースが同西地区Vのアストロズに3―0で先勝した。

 先発したリーグ3冠左腕・スクバルがア軍打線を相手に6回4安打無失点に抑える、さすがの投球を披露し、チームを地区シリーズ進出王手へと導いた。

 初回はわずか5球で三者凡退。2回には1死からY・ディアスのライナーをが手首付近に直撃するアクシデントに見舞われたが、冷静にボールを拾って一塁に送球して2死に。そのまま登板を続け、この回も三者凡退と、完ぺきな立ち上がりを見せた。

 3回に2死一、二塁と初めてピンチを背負ったが、続くタッカーを左飛に抑えた。4回にも安打と四球で1死一、二塁とされたが、ここでギアを上げてペーニャ、カラティニを連続空振り三振に切って落とした。

 6回2死からはブレグマンへの5球目がボール球となった際、左足をひねるアクシデント。再びトレーナーがマウンドに駆け寄ったが、そのまま続投。6回88球を投げ4安打無失点、6奪三振、1四球で勝ち投手となった。

 打線も2回に2死一、三塁からロジャーズ、スウィーニー、ビアリングの3連続適時打で3点を援護。7回からはベスト―ホルトン―フォーリー―ブリスキーと継投。9回に1点を返されなおも2死満塁のピンチを招いたが、何とか逃げ切った。

 スクバルはレギュラーシーズンで31試合に登板し、18勝4敗、防御率2・39、228奪三振で投手3冠に輝いた。頼れるエースの活躍で、チームはガーディアンズとの地区シリーズ進出へあと1勝となった。

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