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【WCS第1戦】パドレス・ヒガシオカ「気分がいい」2打点&好リード「素晴らしかった」キング称賛

スポニチアネックス 2024年10月2日 14時57分

 ◇ワイルドカードシリーズ第1戦 パドレス4-0ブレーブス(2024年10月1日 サンディエゴ)

 大リーグは1日(日本時間2日)、プレーオフのワイルドカードシリーズ(WCS)が開幕。パドレスが本拠でブレーブスに快勝し、地区シリーズ進出に王手をかけた。

 初回にタティスの2ランで幸先良く先制。2回には無死一、三塁からヒガシオカの中犠飛で加点。相手右腕・スミスシャバーをマウンドから引きずり降ろした。

 3回以降は無安打が続いていたが、8回にヒガシオカが左越えソロを放ち、ダメ押し点を加えた。

 投げては先発・キングが立ち上がり、2死一、三塁のピンチを切り抜けると、7回までブレーブス打線を散発5安打に封じ、12奪三振。中盤は右腕が三振を奪うたびに本拠ファンは立ち上がって拍手。早くも「BEAT LA」(ドジャースを倒せ)のコールで盛り上がり、ペトコパークは興奮と熱気に包まれた。

 8回はアダム、9回は守護神・スアレスがブレーブス打線を無失点に封じ、完封リレーで快勝。5日(同6日)から始まるドジャースとの地区シリーズ進出に王手をかけた。

 1発を含む2打点で勝利に貢献しただけでなく、好リードで3投手による完封リレーの立役者となった捕手・ヒガシオカは「プレーオフで勝利に貢献し、僕に注いでくれた愛情にお返しができたと思うと、気分がいい。第1戦がうまくいって、明日勝つことを楽しみにしている」と満面の笑みを浮かべた。

 そして、ヤンキース時代からバッテリーを組んでいた先発・キングの好投に「彼は素晴らしかった。プレーオフの雰囲気が彼を奮い立たせ、ベストを尽くしたんだ。だから私は、見たものに非常に満足している。そして、彼自身も満足だったと思う。このような環境で7回のシャットアウトを達成できたのだからね」と労いの言葉をかけた。

 ヒガシオカは日系4世でヤンキース時代に田中将大とバッテリーを組む機会も多く、マー君から日本語を学ぶなどし、日本のファンにも広く知られている。

 昨季終了後にパドレスとヤンキースの2対5のトレードでヤンキースに移籍したソト、グリシャムに代わってキングらとともにパドレスに加入した。

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