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女子モーグル上村愛子さんと皆川賢太郎氏が離婚「話し合い導き出した結論」 09年に結婚も昨年12月離婚

スポニチアネックス 2024年10月2日 15時17分

 モーグルで五輪5大会連続入賞の上村愛子さん(44)とアルペンスキーで五輪4大会連続出場の皆川賢太郎氏(47)が2日、離婚したことを発表した。

 上村さんは自身のインスタグラムに皆川氏と連名の文書を掲載し、「私事になりますが、本日は改めてご報告がありお知らせさせて頂きます。昨年の2023年12月9日、皆川賢太郎と上村愛子は婚姻関係を解消致しました」と報告した。

 続けて「冬季シーズンやパリ五輪が終わり、少し落ち着いたタイミングでのご報告となってしまいました事、失礼やご迷惑をお掛けしておりましたらこの場をお借りしてお詫びさせて頂きます」とし、「私たちは、競技者として世界の高みを目指す中で出会い、戦友であり同志として過ごす中、お互いを支え合える大切な存在として2009年に夫婦となり、最も信頼できる家族となりました。競技人生では互いに湧き出る感情を取りこぼさず、生活や環境、成し遂げたい夢に向かって時間を使い続けました。金メダルを取ること、世界一になる事を目指し最後まで走り切る事が出来た現役時代には、本当に多くの方々に支えて頂きました。冬季競技への興味関心を頂き、一緒に盛り上げていただき、冬季競技と私達を応援頂けました事を改めて心から御礼申し上げます」とつづった。

 「世界一を目指す日常から、引退後は社会やビジネスで求められる役割を模索する中、皆川はスキー連盟改革やスノーリゾート再生を生業に東京や地方へ。上村は自然環境を愛し、自然から学び、季節の移ろいを感じられる環境を好んで過ごしながら、雪やスキーという共通言語は変わらずに、様々な出来事や想いを共有しながら過ごしてまいりました。引退からコロナ禍など、移り変わる社会や時間の中で、私たちもお互いの人生観について話し合う機会が自然と増えていき、お互いを尊敬し合いながら、人生の目的や大切に思う事を尊重し合いながら話し合いを続ける中で導き出した結論です」と離婚に至った経緯を説明した。

 「夫婦という形は変わってしまいますが、これからもお互いの良き理解者として、また人生の戦友、同志として、過ごしてまいります。皆様には変わらぬお付き合いを賜われます様に心からお願い申し上げます。今後、私達にどれだけの役目があるかは分かりませんが、雪に育てられた私達に出来る事を模索しながら、次世代や子供達、冬季産業の未来に少しでも貢献したいと心から願っております。改めてご報告が遅れてしまいました事を心よりお詫び申し上げます」と結んだ。

 日本女子モーグルの第一人者の上村さんは五輪初出場だった1998年長野大会で7位、02年ソルトレークシティー大会6位、06年トリノ大会5位、10年バンクーバー大会4位、14年ソチ大会4位の成績を残した。09年世界選手権では日本勢の金メダルを獲得した。14年に現役引退し、09年6月に皆川氏との結婚を発表した。

 皆川氏はアルペンスキー回転で長野五輪から4大会連続出場し、トリノ大会では4位入賞を果たした。

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