◇プレーオフ ワイルドカードシリーズ第1戦 アストロズ1―3タイガース(2024年10月1日 ヒューストン)
初戦黒星で後がなくなったアストロズは、3日(日本時間4日)の第3戦まで持ち込んだ場合は菊池雄星投手が先発する見通しとなった。
第1戦は今季のア・リーグ投手3冠に輝いたタイガース先発・スクバルの前に6回4安打で無得点。打線が封じ込まれて無念の黒星を喫した。
負けられない第2戦は今季11勝のブラウンが先発。ジョー・イスパーダ監督は「(ブラウンは)後半戦で素晴らしい投球をしたし、考えるまでもなかった」と期待した。
同時に総力戦で臨む覚悟で「次はやるかやられるかの試合。必要であれば菊池も(救援で)起用する」とした。
その第2戦に勝利すれば1勝1敗で逆王手。指揮官は菊池が「もし(第2戦に)投げずにチームが第3戦を迎えることになれば、彼が先発だ」と明言した。
菊池はシーズン途中にブルージェイズから移籍。移籍後10試合で5勝1敗の好成績を残し、チームの地区優勝に貢献した。プレーオフでも大舞台で出番が回ってくるかもしれない。