◇セ・リーグ 巨人―DeNA（2024年10月2日 東京D）
巨人のオコエ瑠偉外野手（27）が2日のDeNA戦（東京D）で貴重な追加点となる3号2ランを放った。
「2番・中堅」に入り、5試合連続で先発出場。0―0で迎えた3回、まずは佐々木の適時打で1点先制し、なおも1死一塁で入った第2打席だった。
相手先発右腕・石田裕が投じた初球、やや外寄りのカーブを逆方向の右翼スタンドへ叩き込んだ。
チームの今季最終戦で2年連続2桁勝利を目指す先発右腕・山崎伊にとっては最高の序盤3点先取となった。
オコエは9月26日のDeNA戦（横浜）で33試合ぶりにスタメン落ちとなった浅野翔吾外野手（19）の代わりに「2番・中堅」に入り、初回にレーザービームを披露して梶原を三塁で刺すと、3安打＆1盗塁と攻守に大活躍。優勝マジックを3とするチームの勝利に大きく貢献し、チームが4年ぶり優勝を決めた9月28日の広島戦（マツダ）でもフル出場していた。
オコエの本塁打は9月7日のDeNA戦（東京D）で引き分け寸前の延長12回、2死走者なしの場面で相手8番手右腕・佐々木から左中間スタンドへサヨナラ弾を放って以来25日ぶりとなる今季3本目。サヨナラ弾を放った試合の相手先発投手もこの日と同じ石田裕だった。
オコエは「甘く入ってきたら積極的に打とうと思っていました」とコメント。「良い感じに打ティマした」と育成選手のティマ外野手（20＝ドミニカ共和国）が日ごろ使ってる決め台詞を拝借して喜びを爆発させていた。