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「GLAY」TAKURO ヤクルト・青木宣親と「実はパパ友」 挑戦し続ける姿に「励まされ続けてきた」

スポニチアネックス 2024年10月2日 20時13分

 ◇セ・リーグ ヤクルトー広島(2024年10月2日 神宮)

 「GLAY」のギタリスト・TAKURO(53)が2日、ヤクルト・青木宣親外野手(42)の引退試合で国歌演奏を行った。青木との関係について「実はパパ友」と明かした。

 青木は登場曲に「GLAY」の「BELOVED」を使っており、TAKUROとの親交がある。ベンチの前で見届けた青木は、TAKUROに向かって何度も頭を下げた。TAKUROがグラウンドを去る際には、駆け寄り抱き合っていた。

 TAKUROは国歌演奏後、青木との関係について「実はパパ友なんですよね。スタートは」と明かした。子供を通じて知り合い「ミュージシャンの僕と立場は違いますが、同じく人に夢を与えるプロ野球選手という青木君のいろいろな姿を見てきました」と振り返った。

 青木のプレーは「ヤクルトで大活躍していた時、そして、メジャーへの挑戦。僕はアメリカで何試合か見に行かせていただきました」とし「そして、彼の喜びと苦悩みたいなものを時々話してくれたりしていて、それでも挑戦し続ける姿勢に、僕自身励まされ続けてきたので。帰ってきてからの数年間も、彼は自分の限界との挑戦だったと思うので、やり切ったなと」と労った。

 以下、TAKUROのコメント。

 ――国歌演奏を終えられて。

 「まず国歌を演奏するという、こういった栄誉あるチャンスがなかなかなかったので、まず青木君に最初聞いたとき、もしGLAYで来てくれと言われたら、メンバーに頭を下げて『みんなで行こうよ』と言って、きっと彼らはOKしてくれると思うので、行こうかなと思っていて。ところが電話が来て、その時僕はロスのレストランにいたんですけれど、電話取った瞬間に“言いたいことはわかる。もちろんOKだよ”と言いました。そうしたら“ありがとうございます。TAKUROさん一人で国歌をお願いしたいんです”と言われて。“GLAYじゃなくて?GLAY全員のほうが豪華だよ”って言ったら“ここはTAKUROさんで”と言ってくれて。そこからは国歌を演奏するという大役、素晴らしいプレーヤーである青木君の最後の日に、青木君がそういうのであれば、それはきっと彼にとっても、ファンにとっても、皆さんにとっても正しいことなのかなと思って引き受けましたけども。そこからは今日の日のことばかり考えていました。」

 ――親交が深い青木選手のこれまでの現役生活をどういう風に見てきた。

 「実はパパ友なんですよね。スタートは。子供たちの関係で知り合うことができて。ミュージシャンの僕と立場は違いますが、同じく人に夢を与えるプロ野球選手という青木君のいろいろな姿を見てきました。ヤクルトで大活躍していた時、そして、メジャーへの挑戦。僕はアメリカで何試合か見に行かせていただきました。そして、彼の喜びと苦悩みたいなものを時々話してくれたりしていて、それでも挑戦し続ける姿勢に、僕自身励まされ続けてきたので。帰ってきてからの数年間も、彼は自分の限界との挑戦だったと思うので、やり切ったなと。今日で現役は引退だけれど、彼はスワローズの歴史を作った一人になるでしょうし、彼の背中を見て、彼のようにたくさんの人に夢を与える、そんな選手はこれからも出てくるんじゃないかと思いますので、むしろ青木君のこれからの人生と、これからのスワローズに期待したいと思います。またスワローズの応援をしこの場所に戻ってきたいと思います」

 ――青木選手が現役引退を決断してからどんな会話をされたか

 「すべての仕事はそうでしょうけれど、一つの終わりを迎えても、それで人生が終わるわけではないという話は何年間かしてきました。たまにふざけて、こんなことしてみたら?とか、全然違う世界に飛び込んでみたら?ということも話してみたり、やっぱりミスタースワローズなんだからこれからも長くヤクルトに貢献できる何かをしたらいいんじゃないかということなども話しましたし。そういう意味ではざっくばらんに、青木君の次の人生の話を、そして僕自身の話も聞いてもらったり。彼はあれだけ愛されるキャラクターの持ち主なので、今までの経験を生かして、次の世代の人たちに何かメッセージを残すような人ではあると思います。そして僕はこれからも友人であり、彼のファンであり続けると思います」

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