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ヤクルト青木 アドリブ交えたスピーチにネット感動 「ド直球のスピーチで泣けた」「引退ベストスピーチ」

スポニチアネックス 2024年10月2日 21時42分

 ◇セ・リーグ ヤクルト5ー3広島(2024年10月2日 神宮)

 今季限りで現役を引退するヤクルトの青木宣親外野手(42)が引退試合となった広島戦(神宮)に「1番・中堅」で先発フル出場。マルチ安打とし、外野全ポジションを守った。引退セレモニーでは大粒の涙を流した。

 涙をぬぐって、マイクに向かった。サプライズでビデオメッセージに登場したイチローからバトンを渡され、少し照れ臭そうに「イチローさん、バシッと決められるか分かんないけど、とにかくしゃべります」と話し出した。

 感極まり、「ついに、この瞬間が来てしまいました」と涙。「こんなに盛大に送り出してくれたファンの皆さん、球団関係者の皆さん、感謝を申し上げます。最後まで残ってくれた広島ファン、関係者の皆さん、本当にありがとうございます」と感謝の気持ちを伝えた。

 両親、治療を続けてくれたスタッフへの感謝を伝え、家族への思いも口にした。泣きながら語る青木に対し、観客から「泣かないで」の声が飛ぶと、「泣きますよ。泣くよ」と答える場面も。ファンとのやりとりに球場からは笑いも起こった。青木は「21年も野球やったんですよ、泣きますよ」と続けた。

 野球への情熱、感謝の思い、そして観衆の声にもアドリブで応えた心温まるスピーチに、SNSでは「選手、ファン、みんなから愛されてるのが分かるセレモニー」「ド直球のスピーチで泣けた」「ぐっしゃぐしゃの顔でスピーチするのも格好良い」「今年の引退ベストスピーチ」などの絶賛の声が相次いだ。

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