日本ハムはプロ3年目の長身右腕・達孝太が今季初先発する。天理から21年ドラフト1位で入団した右腕は22年9月25日の楽天戦でプロ初登板。3回を無失点に抑えたが勝敗はつかなかった。1軍マウンドは2年ぶり2度目、勝てばプロ初勝利となる。
今季2軍での成績は19試合6勝3敗、防御率3・72だが、7月2日の西武戦から6連勝と好成績をマーク。CSで再び対戦することが決まっているロッテ相手にどのような投球を披露するか注目したい。
天理から高卒でプロ入りした投手の白星は87年の小山昌男(近鉄)が最後。達と同じ長身右腕の南竜次(90年日本ハム4位)や谷口功一(91年巨人1位)は未勝利のまま引退した。達は37年ぶりの白星を挙げることはできるか。