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【WCS第2戦】パドレス 4回2死から先発マスグローブが緊急降板 右肘の張りと発表 今後にも暗雲

スポニチアネックス 2024年10月3日 10時51分

 ◇ワイルドカードシリーズ第2戦 パドレス―ブレーブス(2024年10月2日 サンディエゴ)

 連勝を狙うパドレスが第1戦で勝利した勢いそのままに1点を追う2回に怒濤(どとう)の6連打で一挙5得点して逆転した。

 初回に先発右腕マスグローブがオズナに左犠飛を許して先制された。その裏の攻撃では無死満塁の好機を演出したが、4番マチャドが空振り三振。メリルが一ゴロ、ボガーツが遊ゴロで無得点に終わっていた。

 2回2死走者なしから9番ヒガシオカが第1戦に続く2戦連発となる同点ソロを放った。さらにアラエス、タティス、プロファーが単打でつないで満塁とすると、マチャドが左翼線へ2点適時二塁打。さらに二、三塁からメリルが中前へ2点適時打を放ち、2死走者なしからの6連打で一挙5点を奪った。

 しかし、5―1の4回2死走者なしとなったところで捕手ヒガシオカがマスグローブの異変を感じてマウンドに駆け寄り、マスグローブが緊急降板。現地放送局によると、マスグローブの球速の低下がみられたという。このまま勝ち上がるとドジャースと地区シリーズで対戦。マスグローブは先発陣を支える存在だけに離脱となれば大きな痛手となる。その後、球団は「右肘の張り」で降板したと発表した。

 マスグローブの後を受けた2番手ホーイングが4番オルソンを遊飛に抑えて無失点投球。しかし、5回先頭のソレアにソロを許し、3点差に迫られた。

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