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橋下徹氏 野党間の目標、自公過半数割れで一致に“疑問”「自党の候補者を取り下げ…それができるか」

スポニチアネックス 2024年10月3日 13時57分

 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(55)が3日、自身のSNSを更新。立憲民主党の野田佳彦代表が同日、国民民主党の玉木雄一郎代表と国会内で会談し、27日投開票の衆院選で自民、公明両党の過半数割れを目指す方針で一致したことに言及した。

 野田氏と玉木氏は、自民党派閥裏金事件の幕引きを許さないとの認識を共有。石破茂首相の姿勢をただすため、臨時国会で予算委員会開催を与党に引き続き要求することも確認した。ただ、野田氏は玉木氏との会談後、衆院選で立民と国民民主の候補者が競合する選挙区での調整について「具体的に話は進んでいない」と記者団に述べた。玉木氏も政策面の擦り合わせが進んでいないとして「現実的には難しい」と語った。

 野田氏は日本維新の会の馬場伸幸代表とも会談し、裏金事件を受けた政治改革関連法案の共同提出に向け、調整を急ぐことを申し合わせた。野田氏は、共産党の田村智子委員長とも会談した。

 橋下氏は「立民、国民代表が自公過半数割れ目標で一致」と題された記事を引用し、「目標を掲げるのはいいが国会議員たちにその達成能力があるか。自公過半数割れを達成するには自党の候補者を取り下げ議席数減を飲み込まなければならない。自分の利益第一の国会議員たちにそれができるか」と自身の考えをつづった。

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