バレーボール男子日本代表の西田有志(24)と元女子日本代表主将の古賀紗理那(28)夫妻が、スポーツブル公式チャンネル「石橋とアスリートが盛り上がって三田」に出演。ホストの石橋貴明(62)とパリ五輪の激闘を振り返った。
現地で観戦した石橋は、グループリーグ・米国戦でどうしても気になる選手がいたという。
米国に研究、マークされ、エース・石川祐希がほぼシャットアウトされた。ついに第3セットはベンチに下げられ、皮肉にもそこから日本が1セット取り返した。
石橋は「こういう時、エースはどういう振る舞いをするのかなって、見ていた。エースとしてオリンピックに来て、自分の不調でズルズルといって…なおかつゲームにも出られない」と、その時の石川が置かれた立場を振り返った。
コーチチェンジ中も石橋は観客席から石川を目で追っていた。
「どういう感じで向こうのコートに行くんだろうと思ったら、ちゃんと色んな道具を率先して持っていった」
そのフォア・ザ・チームに徹する姿に石橋は「さすがエース!これだったら次あるって見ていた」と確信したと明かした。
石川の不調は感じていたという西田。「あの苦渋の決断は監督もしんどかっただろうなと思いました」と、エースをベンチに下げる決断を下したフィリップ・ブラン監督の心情の方を思いやった。