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森保監督 約2年ぶり代表復帰のMF藤田譲瑠チマに期待「攻撃的ボランチとしての可能性を見たい」

スポニチアネックス 2024年10月3日 15時16分

 日本協会は3日、今月の26年W杯北中米大会アジア最終予選2試合(サウジアラビア、オーストラリア)に臨む日本代表メンバーを発表し、ベルギー1部シントトロイデンのパリ五輪代表MF藤田譲瑠チマ(22)が初招集された22年7月のE―1選手権以来、約2年ぶりのA代表入りを果たした。

 日本代表の森保一監督は藤田について「譲瑠は五輪でもアジア予選、そして五輪本大会の舞台でもチームの中心として引っ張り、国際舞台でもA代表の舞台でも通用するというプレーを見せてくれた。五輪が終わってもベルギーの所属チームで安定して先発でチームの戦いに貢献しているということを確認させてもらい招集につなげさせていただいた」と招集に至った理由を説明した。

 藤田は今夏のパリ五輪にも出場し、4―3―3布陣のアンカーで攻守にわたり異彩を放った。主将としてもチームをピッチ内外でけん引した。A代表では主将のMF遠藤航(31=リバプール)の後継者と目されており、今後の活躍に期待がかかる。

 森保監督は藤田の強みのボール奪取能力に加えて攻撃のスイッチを入れるパスにも期待を寄せ、「プレーとしてはボランチとして6番のプレーを彼の特徴として見ていますが、つくりのところの6番のプレーだけではなくて8番の攻撃的なボランチとしても彼の可能性を見てみたい」と語った。

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