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浦和スコルジャ監督「今後の試合でピッチに立つことは必ずあると思っている」 38歳FW興梠慎三を称賛

スポニチアネックス 2024年10月3日 16時9分

 浦和のマチェイ・スコルジャ監督が3日、C大阪戦(5日、埼玉)に向けてのオンライン会見に臨んだ。

 チームは直近3試合で1得点のみ。前節・神戸戦では4月以来の2連敗を喫した。スコルジャ監督は「3試合で得点が1しかないのは満足いくものではない。また、チャンスメークの数も十分ではないと思う。ホームのFC東京戦がベストゲームだったと思うが、フィニッシュのレベルが十分ではなかった」と語り、「最初はブライアンがストライカーとしてプレーして、ケガをしてからはチアゴがプレーしている。トップ下、左ウイングも代えながら最も良い形を探している。そして、何人かの選手がケガから戻ってくることを今、待っている状況でもある」と攻撃について話した。

 リーグ戦で6月のC大阪戦を最後に出場から遠ざかっている38歳のFW興梠慎三にも言及。今季限りでの引退を表明しており、歴代7位の小笠原満男のJ1通算525試合出場にあと1と迫っているが、「慎三は素晴らしい選手であり、彼をリスペクトしている。そして練習でもハードワークをして常にベストを尽くしている選手。今後の試合でピッチに立つことは必ずあると思っているが、そのタイミングがいつかは分からない」と説明した。

 6月のC大阪戦では1点差で敗戦。指揮官は「セレッソの直近3試合、特に昨日の試合は非常に堅いチームだといえると思う。湘南戦では途中でシステムを変えた。ここ最近2・5試合は5バックでプレーしている。5バックに対してチャンスを作るのは容易ではない。また、前線には得点王争いをしているレオ・セアラ、そしてアシストがJリーグで最も多いルーカス・フェルナンデスらがいるので、彼らと対峙(たいじ)するのは非常に難しいタスクだと思う」と警戒。「ホームゲームなので、FC東京戦より良い結果を残したいと思っている。ホームで応援してくれているサポーターの力を借りながら、彼らに勝利を届けたい」と意気込んだ。

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