プロ野球の第1次戦力外通告期間の4日目となった3日、リーグ4連覇を逃し5位となったオリックスの村西良太投手（27）、前佑囲斗投手（23）、河内康介投手（19）、宜保翔内野手（23）ら8選手が戦力外通告を受けた。
4選手にはいずれも育成契約を打診しているとみられる。村西は今季1試合、前は同4試合の登板にとどまっていた。聖カタリナ学園から23年ドラフト2位で入団した河内は、8月23日に大阪市内の病院で右肘内側副じん帯再建術（通称トミー・ジョン手術）を受けたことが発表されていた。宜保は右肩痛で6月12日に登録を抹消されており、以降は昇格せずに今季22試合の出場にとどまっていた。
また、育成の中田、上野、平野大、木下の4選手には来季の支配下契約を結ばないことを通告した。中田は現役続行を希望しており、残りの3選手は未定となっている。
第1次戦力外通告期間は、2軍全日程終了翌日となる9月30日からクライマックス・シリーズ（CS）開幕前日の11日まで。なお、今年からCSファーストステージ（S）敗退の2球団に限り、最後の試合の翌日まで延長となる。第2次戦力外通告期間は、CS全日程終了の翌日から日本シリーズ終了翌日までとなる。
3日までに発表された戦力外選手は以下の通り。（※は育成選手、△は育成での再契約方針。年齢は発表時点。随時更新あり)
▼セ・リーグ
【巨人】（9月30日）△石田隼都投手（21）、△代木大和投手（21）、菊田拡和内野手（23）、※小沼健太投手（26）、※山崎友輔投手（26）、※笠島尚樹投手（21）、※川崎陽仁投手（20）、※前田研輝捕手（25）、※加藤廉内野手（25）、※岡本大翔内野手（22）
【阪神】（10月1日）加治屋蓮投手（32）、岩田将貴投手（26）、片山雄哉捕手（30）、遠藤成内野手（23）、高浜祐仁外野手（28）
【DeNA】（10月1日）三浦銀二投手（24）、高田琢登投手（22）、※ウィルニー・モロン投手（23）、※アレクサンダー・マルティネス投手（21）、大和内野手（36）、西浦直亨内野手（33）、※小深田大地内野手（21）、大田泰示外野手（34）、楠本泰史外野手（29）、※村川凪外野手（26）
【ヤクルト】（9月30日）嘉弥真新也投手（34）、尾仲祐哉投手（29）、三ツ俣大樹内野手（32）、※近藤弘樹投手（29）、※嘉手苅浩太投手（21）、※下慎之介投手（22）、※フェリペ捕手（25）
▼パ・リーグ
【オリックス】（10月3日）△村西良太投手（27）、△前佑囲斗投手（23）、△河内康介投手（19）、△宜保翔内野手（23）※中田惟斗投手（23）、※上野響平内野手（23）、※平野大和外野手（23）、※木下元秀外野手（23）
【西武】（10月2日）浜屋将太投手（25）、大曲錬投手（26）、※粟津凱士投手（27）、※伊藤翔投手（25）、※赤上優人投手（25）、陽川尚将内野手（33）、タイシンガー・ブランドン大河内野手（26）、高木渉外野手（24）、※宮本ジョセフ拳外野手（25）