歌手で俳優の中村雅俊（73）が、3日放送のフジテレビ「FNSドラマ対抗お宝映像アワード 秋の祭典SP」（後7・00）にVTR出演。自身の付き人をしていた俳優の小日向文世（70）との思い出を語る場面があった。
番組では、小日向が中村の腕に絡みついたツーショットが紹介された。ことあるごとにツーショットをせがんだという小日向について、中村は「気が付いたら腕を組んでるっていう。奴の魔術でそうさせられたって感じですね。最初はちょっと“なんだこいつ”って思ったけど、回数を重ねると俺もしたくなっちゃうみたいな感じで…」とうれしそうに振り返った。
小日向の苦労時代にも、印象的な思い出があるという。「小日向が俺の付き人を辞めて、時間がたってから連絡が来て。研究生だけで舞台をやると。“実は、僕主役なんですよ”って。“じゃあ行くわ！行くわ！”って行ったら、一番前の真ん中の席で。もう恥ずかしいったらありゃしなくて…。小日向がお芝居をしてるっていうのも、見たこともないし」と語った。
最後は「たまにお酒を飲んだ時があったんですよ。一緒にカラオケを歌ったんですけど、へたでしたね。芝居はうまいんだけど、歌はもうちょっとだなっていうふうに感じました」と暴露しつつ、「お互いにもうちょっと頑張ろうじゃないか」と小日向にメッセージを送っていた。