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ソフトバンクがプロ野球13度目の90勝到達!有原14勝目で最多勝に望み トップの日本ハム伊藤に並ぶ

スポニチアネックス 2024年10月3日 20時56分

 ◇パ・リーグ ソフトバンク4―2楽天(2024年10月3日 みずほペイペイ)

 ソフトバンクの有原航平投手(32)が3日の楽天戦(みずほペイペイ)に先発し、7回6安打2失点と粘りの投球で14勝目を挙げた。日本ハムの伊藤大海投手(27)に並び、2019年以来2度目の最多勝タイトルに望みをつないだ。この勝利でチームはプロ野球13度目の90勝に到達した。

 キャリアハイを更新する今季26試合目の登板に向けて「投げるからには全力で勝ちたい」と意気込んでいた有原。5回まで楽天打線を1安打無失点に抑えた。しかし、2-0で迎えた6回に4連打を浴びて2点を失い、同点に追いつかれた。

 それでも直後に味方打線が1点を勝ち越し。続く7回は先頭打者に安打を許したものの、後続を抑えてピンチをしのぐと、その裏の味方の攻撃でさらに1点の援護を受け、この回で降板した。

 前回登板した9月26日の西武戦(みずほペイペイ)は、先発で8回を4安打1失点の好投。1点リードのまま降板し、14勝目の権利を手にしていたが、9回にロベルト・オスナ投手(29)が逆転を許し、有原の白星は消えた。

 

 同じ9月26日に日本ハムの伊藤は楽天戦(エスコンフィールド)で3試合連続の完投勝利をマーク。リーグ単独トップの14勝目をマーク。あと1試合の登板が予想されており、最多勝争いの行方はその結果次第となりそうだ。

 ソフトバンクのシーズン90勝到達は、2017年のソフトバンク以来、プロ野球史上7年ぶり13度目となった。シーズン最多勝利はソフトバンクの前身である南海が1955年に挙げた99勝。

 またソフトバンク90勝到達で、小久保裕紀監督(52)は2002年の西武・伊原春樹監督、15年のソフトバンク工藤公康監督がマークしていた新人監督の最多勝利記録に並んだ。4日のロッテ戦(みずほペイペイ)に新記録樹立がかかる。

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