◇セ・リーグ 広島5―2ヤクルト（2024年10月3日 神宮）
既に4位が確定している広島はヤクルトに競り勝ち、連敗を4で止めた。2日の同戦でフランチャイズ制以降では球団ワーストに並ぶビジター連敗は12まで伸びていた。不名誉な記録の更新を回避した。
1―1の9回にヤクルト2番手のロドリゲスを攻め、先頭野間の二塁打から無死満塁の好機を築いた。1死後に田村が右翼線へ勝ち越しの2点二塁打を放った。その後に石原も2点打を放ち、計4点を勝ち越した。初回に2死二塁から4番に座る坂倉の右前打で先制しながら、その後はヤクルト先発の吉村を打ちあぐね、なかなか追加点を奪えなかった。
先発マウンドの大瀬良は4回に中村に同点適時打を浴び、5回から継投で打線の援護を待った。
広島の今季最終戦は5日に本拠マツダにヤクルトを迎える。