ヤクルトのホセ・オスナ内野手(31)が3日、左足を骨折して出場選手登録を抹消された。2日の広島戦で初回の第1打席で左足に自打球を当てていた。この打席は左中間に先制の適時二塁打を放ち、9回の守備からベンチに退くまでプレーを続けた。
この試合は公私で親交が深い青木宣親の引退試合だった。走塁後に塁上で顔をしかめる場面もあったが、特別な試合ということもあって痛みにこらえながらグラウンドに立ち続けた。一夜明けて骨折が判明。高津監督は「オスナは骨折。自打球で」と説明した。
また、リーグ首位打者のドミンゴ・サンタナ外野手(32)も負傷により出場選手登録を抹消される見込みとなった。この日は「3番・左翼」で先発出場したが、5回の守備からベンチに退いた。4回の2打席目で四球を選び、中村の適時打で生還したが、走塁時に足を痛めた可能性がある。指揮官は「抹消します。足をケガした」と明かした。