左手首を骨折しリハビリ中の巨人・ヘルナンデスが、両手でのバットスイングを再開した。川崎市のジャイアンツ球場でランニング、キャッチボールを終えると、8月11日の中日戦で負傷後初めて、室内練習場で素振りを繰り返した。
「自分で毎日、練習を頑張っていくしかない」と話してきた助っ人。現時点で実戦復帰のメドは立っていない状況だが、チームがCSを勝ち上がり、26日に開幕する日本シリーズに出場すれば、わずかながら復帰の可能性は残されている。
チームは前日にシーズン全日程を終了。2日間の休みを経て全体練習を再開する。阿部監督は「最高の準備を始められるようにしてほしい」とナインに求めた。ヘルナンデスも同様に、最後の最後まで準備を続ける。（川島 毅洋）