大相撲の秋巡業は3日、千葉県柏市で行われ、幼少期に柏相撲少年団に所属した大関・琴桜(26=佐渡ケ嶽部屋)が決意を新たにした。
巡業会場の体育館に隣接する相撲場で鍛錬を重ねただけに「懐かしかった。思い入れはある。自分の原点の一つ」と感慨深げだ。
大関としては初の柏巡業参加。朝稽古ではぶつかり稽古で精力的に胸を出し、秀ノ山親方(元大関・琴奨菊)の長男・菊次弘人さん(7)ら少年団の後輩たちにも稽古をつけた。
九州場所(11月10日初日、福岡国際センター)に向け「自分の状態を見ながら。徐々に上げていく」と話した。