広島、巨人などでプレーした西山秀二氏(57)が、元巨人の槙原寛己氏(61)のYouTube「ミスターパーフェクト槙原」に出演。松井秀喜への配球に悩んでいた西山氏への金本知憲氏の助言とは?
広島時代、西山氏が「また松井に打たれた」と嘆くと、金本氏から「2ナッシングからど真ん中にフォーク投げればいい。そんな球が来ると思わないから、しゃがんで、見逃して帰る」とアドバイスをもらった。
その頃の松井は無我夢中で打ちにいっていた若い頃から年を重ね、配球の「読み」で凄みを増していた。
それを逆手に取る配球だった。
翌日の試合。先発の黒田博樹に0―2から真ん中にフォークを投げさせると、「きっちりしゃがんで見逃し三振」したと振り返った。
金本氏からは「1回しか通用しない」と注意されたが、西山氏は次の年も試してみた。
「きっちりホームラン打たれた」と苦笑いを浮かべた。