俳優の小出恵介（40）が、4日放送のTOKYO MX「5時に夢中！」（月～金曜後5・00）に出演。舞台演出家で16年に他界した蜷川幸雄さん（享年80）の印象的なエピソードを語った。
この日は「大物演出家に言い返すのはアリ？ナシ？」というトークテーマで、舞台俳優に関する議論を展開。
2008年の蜷川さん演出舞台「から騒ぎ」で主演を務めた小出は「蜷川さんは、最初の時は優しかったんですけど、2回目に出た時は突然ひょう変して。1回目は優しくしていただいて、凄く楽しくて。“じゃあ2回目もお願いします”って入ったら急に変わってきて」と語った。
2作目に出演した舞台の稽古では全く違った印象を受けたようで、「ぶわーってみなさんダメ出し受けてて、僕は言われなかったんで、“あっ、1回やってるから…”と思ったら、“小池は息をしていること以外全部ダメ”って言われて」と蜷川さんの洗礼を浴びたという。
そして「どういうことですか？っていう。具体的な事も何も言ってくれなくて。急にドスンって闇に放り投げられたってことは、ありました」と振り返っていた。