◇Ｂリーグ 長崎ーSR渋谷（2024年10月4日 長崎・ハピネスアリーナ）
Bリーグは4日、長崎とSR渋谷が対戦。長崎が新アリーナでの開幕戦を76―68で下した。日本代表の馬場雄大（28）は13得点の活躍を見せた。
長崎は、新アリーナ「ハピネスアリーナ」のこけら落としとなった開幕節は日本代表対決に注目が集まった。長崎は日本代表で活躍する馬場などが先発出場。“リアル桜木花道”こと昨年W杯の日本代表だった川真田紘也（26）はベンチスタートなった。
対して渋谷もパリ五輪で日本代表を支えたジョシュ・ホーキンソン（29）、地元凱旋となった元日本代表の田中大貴（33）らがスタメンに名を連ねた。
第1Qファーストプレーで昨季までスペインリーグでプレーし、長崎に新加入したマーク・スミス（25）のゴール下シュートで新アリーナ初得点。さらに残り9分20秒で馬場が左コーナーから3Pシュートを決めて、長崎の5―0のランから始まった。
その後は両チームとも積極的な守備でリードチェンジを繰り返す接戦の展開が続いた。29―27と長崎2点リードで迎えた第2Q残り1分48秒で相手のターンオーバーを誘い、速攻から相手の反則を誘ったレイアップシュートで3点プレーを成立させると大歓声が上がり、前半は36―31とリードして折り返した。
第3Q開始早々に元NBA選手ジャレル・ブラントリー（28）の連続得点で一気に10点差に突き放した。しかしその後4点差まで迫られるが、残り1分36秒に今季新加入の山口颯斗（26）が3Pシュートを決めて再び2桁点差に広げて、残り15秒にはブラッドリーが3Ｐシュートを決めてこのクオーターだけ13得点をマークした。
最終クオーターもこのリードを守り切って、新アリーナでの開幕戦を白星で飾った。
ブラントリーが3本の3Pシュートを決めるなどチーム最多26得点。フィールドゴール成功率も56.3％をマークした。
▼モーディ・マオール監督 毎試合全員がハードワークして頑張っていくので、皆さんの声援が本当に必要です。アウェーチームがここに来たくなくなるぐらいの声援をこれからもよろしくお願いします。
▼ブラントリー（この試合のMVP） 本当に今シーズンは面白いシーズンになると思うので明日またお会いしましょう。