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ソフトバンク小久保監督の笑いと感動の最終セレモニーあいさつ全文「大変な商売ですね!」

スポニチアネックス 2024年10月4日 21時22分

 ◇パ・リーグ ソフトバンク1―0ロッテ(2024年10月4日 みずほペイペイD)

 ソフトバンク・小久保裕紀監督(52)が4日、最終戦を終え、試合後のセレモニーで挨拶した。

 笑いあり、感動ありの内容。CS、日本シリーズに向けた決意表明もあり、ファンからは大きな拍手が沸き起こった。

 小久保監督の挨拶全文は下記の通り。

 「最初にひとつ報告させてください。牧原大成の第2子となる長男が生まれました。大成、おめでとう!試合前の出産に立ち合い、球場に駆けつけセカンドを守る。大変な商売ですね(笑い)本当におめでとう。

 今日をもちまして2024年レギュラーシーズン終了いたしました。先ほどスコアボードに出ましたが、270万人を超すファンの方々に足を運んでいただき、まことにありがとうございました。チームを代表して感謝、御礼申し上げます。

 暫定ではありますが、我がホークスから数名のタイトルホルダーがうまれそうです。まずモイネロ。防御率が今1位。ただこれは(オリックスの)宮城が抜く可能性があります。楽天戦、2点楽天が奪えばモイネロが1位。宮城が打たれることを願うのではなく、楽天打線を応援してください。昨日の有原航平、最多勝並んでいます。これも日本ハムの伊藤(大海)次第です。しかし、この分業制の時代、180イニングを超すイニング、1試合平均7イニング以上はそれに値する素晴らしい活躍だったと思います。

 打撃部門では近藤健介。パ・リーグ唯一の3割打者になりました。首位打者と最高出塁率のタイトルは間違いないと思います。

 そして山川穂高。ホームラン、打点王2冠王。これもほぼ確実です。

 あとは周東佑京、41盗塁。これもおそらく間違いない。ただ、佑京の能力からして大谷翔平より少ないのは監督としては納得していません。

 タイトル争いに加わると優勝記者会見で豪語した栗原は二塁打王にはなりましたが、本当のタイトルではありません。来年頑張ってもらいます。

 何よりチーム全員でつかんだタイトル。2024年パシフィックリーグ優勝であります。ここにいる1年間懸命に戦った選手たちにもう一度大きな拍手をお願いします。

 我々の日本一に向けての戦いはまだまだ続きます。16日から始まるCSファイナルステージに向けて最高の準備をして挑みます。ファンの皆様にはここみずほペイペイドーム超満員にしていただき、地の利を生かした戦いの後押しをぜひお願いします。

 今シーズンありがとうございました」

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