◇パ・リーグ ソフトバンク1―0ロッテ(2024年10月4日 みずほペイペイD)
ソフトバンクの小久保裕紀監督(52)がレギュラーシーズン最終戦セレモニーで、有原航平投手(32)を名指ししてその活躍を称えた。
チームのタイトルホルダーの話題の中で、有原の最多勝争いに言及した。
現在14勝で日本ハム・伊藤大海と並ぶが、相手はもう1試合登板する可能性がある。
ただ、小久保監督は「この分業制の時代、180イニングを超すイニング、1試合平均7イニング以上はそれに値する素晴らしい活躍だったと思います」と指摘した。
有原の投球回は182回2/3。リーグ2位の西武・今井達也の173回1/3を大きく引き離す仕事ぶり。
小久保監督はもし最多勝のタイトルを逃しても有原がマウンドでイニングを守り抜いた姿はすでにタイトル級の価値があると認めた。