TBSは5日、来年9月に東京・国立競技場で行われる陸上の「世界選手権」のスペシャルアンバサダーに、俳優の織田裕二（56）が就任すると発表した。
女子やり投げパリ五輪金メダルの北口榛花らが務めるアスリートアンバサダーとともに世界陸上の公式イベントへの出演のほか、マスメディア、SNS、陸上競技活動等を通じた情報発信など、幅広く活動する予定だ。世界陸上が紡いできたストーリーや偉大なる歴史、世界一を争う舞台への思いなど、長年のキャリアに基づいた“織田裕二ならではの言葉”で大会の魅力を発信していく。
織田は世界陸上を中継するTBSのメインキャスターを1997年のギリシャ・アテネ大会から13大会連続で務めた。「25年間の集大成」として臨んだ22年オレゴン大会でメインキャスターを卒業。同大会総集編では「地球に生まれて良かったー」と最後に名言を叫んで締めくくり、視聴者の感動を呼んだ。
アスリートアンバサダーには北口のほか、男子100メートルパリ五輪代表のサニブラウン・ハキーム、女子1500、5000メートルパリ五輪代表の田中希実、女子100メートル障害東京五輪代表の寺田明日香、男子走り幅跳びパリ五輪代表の橋岡優輝が名を連ねている。