ドジャースの大谷翔平投手（30）が4日（日本時間5日）、パドレスと対戦する地区シリーズ（5回戦制）の前日会見に臨み、第1戦に先発する山本由伸投手（26）に言及した。
山本は当初、第2戦先発予定だったが、1日前倒して5日（日本時間6日）の第1戦に変更になった。中5日で11日（同12日）の第5戦の登板を可能とする措置で、急転してポストシーズン（PS）の「開幕投手」を務めることになった。
大谷は「開幕投手」を託された山本と日本人2人でポストシーズンの先陣を切れることに「それはやっぱうれしいですね。由伸が（ドジャースに）来てくれたのもうれしいですし、もちろんケガもあって本人も悔しいシーズンだったと思いますけど、それでもポストシーズン1戦目に先発するっていうのは、それだけ信頼を得ている証拠。自信を持っていいと思いますし、その試合で一緒に出られるっていうのは特別かなと思います」と2人で打倒パドレスを誓った。
また、自身にとって初のポストシーズンに向けて「初めてなので、そこに関してはWBCと違うのかなと思いますし、一週間ぐらい（期間が）空いているので、まずは第1打席しっかりと大事にしたいなと思います」と語った。