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大谷翔平の短期決戦成績 16年日本Sは自身のサヨナラ打から4連勝 WBCは打率.435で世界一貢献

スポニチアネックス 2024年10月5日 14時0分

 ドジャースの大谷翔平投手(30)が日本時間6日から自身初のポストシーズンに臨む。地区シリーズはワイルドカードシリーズでブレーブスを破ったパドレスと対戦する。メジャーでは初のポストシーズンだが、日本ハム時代は2014、2015、2016年にクライマックスシリーズ(CS)、2016年に日本シリーズで短期決戦を経験。2023年には侍ジャパンの一員として出場したWBCで投打に渡る活躍で日本を3大会14年ぶりの世界一へと導いた。大谷の過去の短期決戦の成績を野手成績を中心に振り返る。

 大谷が日本ハム時代にCSに初出場したのがレギュラーシーズン3位で出場した、入団2年目の2014年。オリックスとのファーストS第1戦に投手として6回5安打3失点、7奪三振でCS初登板初白星を挙げた。打者としての出場は「5番・DH」で先発した第3戦のみで、5打数無安打3三振だった。ソフトバンクとのCSファイナルSでは第1~3戦に全て「5番・DH」で先発出場。第1戦が4打数1安打、第2戦が4打数無安打、第3戦が4打数2安打で計12打数3安打、打率.250。第5戦に先発したため、前後の第4、6戦は野手としての出場はなく、チームも3勝4敗で敗退した。

 2015年はレギュラーシーズン2位でCS出場。3位ロッテとのファーストSは第1戦に投手として先発するも2回2/3を5失点で敗戦投手。野手としては第3戦に代打として出場も1打数無安打でチームも1勝2敗で敗退した。

 2016年は4年ぶりのレギュラーシーズン優勝。ソフトバンクとのCSファイナルS第1戦に「8番・投手」として先発。投手として7回1安打無失点と好投すると、打っても2打数1安打で勝利に貢献。第2~5戦までは全て「3番・DH」で先発。第2戦は2打数無安打、第3戦は4打数無安打、第4戦は4打数1安打2打点、第5戦は4打数1安打で計16打数3安打2打点、打率.188。第5戦はDHを解除して9回から救援登板し、自己最速165キロをマークしてセーブを挙げ、日本シリーズ進出に貢献した。

 日本シリーズは打者としては5試合に出場し、16打数6安打で打率.375、1本塁打、1打点、1四球。第3戦は延長10回2死二塁から広島・大瀬良大地の直球を捉えて一、二塁間を破り、サヨナラ勝利に導いた。敵地で2連敗して迎えた第3戦で大谷のサヨナラ打を皮切りに4連勝を収め、チームは10年ぶりの日本一に輝いた。

 2023年のWBCでは、全7試合で3番として先発出場。23打数10安打で打率.435、1本塁打8打点の成績を残した。投手としては決勝の米国戦の守護神起用など、計3試合で9回2/3を2失点、防御率1.86。2勝1セーブと投打で大活躍し、大会MVPに輝いた。

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