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奈良が公立進学校対決を制し決勝進出 軟投派の神山詞が完投「大崩れしないのが自分の強み」

スポニチアネックス 2024年10月5日 11時59分

 ◇秋季高校野球奈良大会準決勝 奈良 7―3 郡山(2024年10月5日 さとやくスタジアム)

 奈良は投打がかみ合い決勝戦に駒を進めた。来春選抜の重要な参考資料となる秋季近畿大会(10月19日開幕、ほっともっとフィールド神戸)の出場権を獲得した。

 1―1の5回2死満塁から1番・谷惇平内野手(2年)が中前へ勝ち越しの2点適時打。3―2の8回には4安打で4点を追加して突き放した。

 投げてはエース右腕の神山詞(うた)投手(2年)が3回まで打者9人で抑える完全投球。「(最速は)たぶん130キロも出ていないと思う」という軟投派ながら、チェンジアップやスライダーを交えて制球良く凡打を打たせ「大崩れしないのが自分の強みだと思っている」とうなずいた。

 奈良は畝傍(うねび)、郡山とともに公立御三家と称される県下有数の進学校。春夏通じて甲子園出場は1991年の選抜があるだけで、34年ぶりの悲願を狙う。

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