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鹿島7試合ぶり勝った! 樋口2発&優磨弾などで今季最多4得点

スポニチアネックス 2024年10月5日 16時0分

 ◇明治安田J1リーグ第33節 鹿島4―0新潟(2024年10月5日 デンカS)

 鹿島が敵地で新潟を4―0で下し、8月7日の鳥栖戦以来リーグ7試合ぶりの勝利を挙げた。

 鬱憤(うっぷん)を晴らすかのようなゴールラッシュだった。前半12分、MF知念慶のボール奪取を起点に攻撃に転じ、FW鈴木優磨がゴール前のこぼれ球に詰める。記録上はオウンゴールとなったが、チーム全体でゴールに向かう積極性が先制点につながった。3分後は左サイドでパスをつなぎ、MF師岡柊生がゴール前に折り返し。走り込んだMF樋口雄太が流し込み、今季初得点をマークした

 。前半終了間際の右FKでは意表を突くパスを受けた樋口が、鮮やかなミドルシュートを決めて突き放した。後半も攻撃の手を緩めず、8分に樋口のパスから鈴木にゴールが生まれて4点目。今季最多得点で快勝した。

 前節の湘南戦は2点リードをひっくり返されて逆転負け。優勝争いからは脱落し、得点源だったDF濃野公人は負傷離脱した。この日は今季初めて試合開始から3バックで臨み、コンパクトな陣形と強度を保った守備で新潟の攻撃を封印。素早く攻撃に転じて得点につなげた。5連敗中だったアウェーでは、5月25日の札幌戦以来の勝利となった。

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