Infoseek 楽天

赤井英和Jr.英五郎 10カ月ぶり再起戦で6回TKO勝利 6回戦初勝利「自立したボクシングができた」

スポニチアネックス 2024年10月5日 19時38分

 ◇プロボクシングミドル級6回戦 赤井英五郎(帝拳)<TKO6回2分14秒>ジャン・ウェンハオ(中国)(2024年10月5日 後楽園ホール)

 「浪速のロッキー」こと元プロボクサーで俳優・赤井英和(64)の長男の英五郎(30=帝拳)が約10カ月ぶりのリングで6回TKO勝利し再起に成功した。

 昨年12月の全日本新人王決定戦で3回TKO負けを喫して以来、約10カ月ぶりの復帰戦。リングサイドから父・英和が「英五郎、先手!」とげきを飛ばす中、1回から左のジャブや左右のフックを効かせて主導権を握ると、4回からは上体を小刻みに揺らしながら前進。左ジャブを軸に相手にプレッシャーをかけながら上下にパンチを散らすと、最終6回にコーナーでパンチをまとめたところでレフェリーが試合をストップした。

 初のB級(6回戦)勝利を挙げ「久しぶりのリングで少し緊張した。デビュー戦の相手にキャリアの差を見せなければいけない、というプレッシャーもあった。自立したボクシングが少しできたかな」と安堵(あんど)した。

 今後は日本ランキング入りを目指して格上選手との試合を熱望する。「パンチのバリエーションや、プレッシャーのかけ方でまだまだ課題はある。まずは左(のパンチ)から見直して毎日オーディションを受ける気持ちで練習していく」と気を引き締めた。

この記事の関連ニュース