立ち技格闘技「K―1」が5日、エディオンアリーナ大阪で「K―1 WORLD GP 2024」を開催。メインイベントの「K―1 WORLD GP 2024無差別級アジア予選」で14年ぶりにジェロム・レ・バンナ(51=フランス)が参戦した。
バンナは95年からK―1に参戦。ピーター・アーツやアーネスト・ホーストやアンディ・フグらと争ってきたレジェンドファイター。02年には「K―1 WORLD GP」で準優勝したがタイトルに恵まれず、「無冠の帝王」と呼ばれることもあった。23年には「ブレイキングダウン」にも参戦。韓国のキム・ジェフンに貫禄のKO勝利。今年6月には日本でキックボクシングルールの出場して2RKO勝利で健在ぶりを証明した。
10年以来、14年ぶりのK―1参戦となった今大会ではK―1クルーザー級王者経験もあるK―Jeeと対戦。試合はラウンド開始から鋭いワンツーを披露するなど、51歳とは思えない動きを見せた。だが、K―Jeeのハイキックが側頭部を直撃し、ダウン。そのまま起き上がることはできず、1R1分26秒KO負けとなった。
ネットでは「バンナのこんな姿見るのつらいな」「やっぱり当時のようにはいかないか…」「バンナ選手がKOされるのは切ない…」「バンナのこういうシーンは切ないな…」「負けたかー…」「50越えてるんだから当たり前っちゃ当たり前だけどこうやって出てこれるだけで本当に凄い」「やっぱ51歳でリング上がるのはきつかったか~でもよく来てくれたよ、感謝」「バンナ…1番見たくない姿だった…」などの声が上がった。