料理評論家の服部幸應（はっとり・ゆきお）さんが4日に死去していたことが分かった。78歳。
校長を務める東京・渋谷区の服部栄養専門学校で倒れ、救急搬送されたという。
服部さんは1945年、東京生まれ。立大卒、昭和大学医学部博士課程修了。1977年、服部栄養専門学校の校長に就任。食育・料理を通じた生活習慣病・地球環境保護の講演や活動にも精力的に取り組み、2015年には長年の「食」分野の功績を認められ、フランス大統領から「レジオン・ドヌール勲章シュバリエ」を受章。2020年には、食に携わる多くの人材を輩出してきたほか、農林水産省の食育推進会議委員を務めるなど、食育の普及に尽力し続けた功績が認められて「旭日小綬章」を受章した。
また、テレビ番組にも多数出演。フジテレビ「料理の鉄人」で解説を務めたほか、挑戦者として出場して話題となったほか、「SMAPＸSMAP」「愛のエプロン」などバラエティー番組のコメンテーターや審査員などを務めていたことでも知られる。
この訃報にネットでは「あの、紳士的な語り方、好きでした」「今年は本当に突然の訃報が多すぎる」「ラジオ毎週聴いてたのに信じられない」「料理の鉄人の解説は素人ながら凄く分かりやすく参考にもなりました」「服部幸應さんの料理知識、聞いてると面白かったんだよな……」「もう服部幸應 ウェル ティストのお声が聴けないのか。寂しい…」「78歳じゃまだ若いのに」「まじか。。。なんか先週、声が変だと思ってたけど」と悲しみの声が広がった。