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服部幸應さん死去 芸能界に広い人脈、二宮和也の両親も ドラマ監修、「料理の鉄人」「スマスマ」…

スポニチアネックス 2024年10月5日 21時18分

 料理評論家の服部幸應(はっとり・ゆきお)さんが4日に死去した。78歳。校長を務める東京・渋谷区の料理学校で倒れ、救急搬送されていた。

 フジテレビ「料理の鉄人」で解説を務めたほか、「SMAPXSMAP」「愛のエプロン」などバラエティー番組のコメンテーターや審査員などを務めていたことでも知られる。

 またドラマや映画などで料理の監修も行い、1995年の日本テレビドラマ「ザ・シェフ」では料理総監修を担当。制作発表会見では、川島なお美さん、千堂あきほ、東山紀之らとともに壇上に上がり、ドラマと料理の魅力を伝えていた。

 やわらかい口調で穏やかな服部さんは番組共演者らに親しまれていたほか、人気タレントとの驚きの接点も。二宮和也は番組で両親の職業を明かした際、「両親とも調理師」とし、「服部栄養専門学校でウチのお父さんが日本料理の先生をやっていて、それの助手でついていたのが母さん」と話していた。

 服部さんは1945年、東京生まれ。立大卒、昭和大学医学部博士課程修了。1977年、服部栄養専門学校の校長に就任。食育・料理を通じた生活習慣病・地球環境保護の講演や活動にも精力的に取り組み、2015年には長年の「食」分野の功績を認められ、フランス大統領から「レジオン・ドヌール勲章シュバリエ」を受章。2020年には、食に携わる多くの人材を輩出してきたほか、農林水産省の食育推進会議委員を務めるなど、食育の普及に尽力し続けた功績が認められて「旭日小綬章」を受章した。

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