Infoseek 楽天

広島・野村が涙…引退セレモニーに恩師2人がサプライズ登場 場内の鯉党ももらい泣き

スポニチアネックス 2024年10月5日 21時28分

 広島・野村祐輔投手(35)が5日、ヤクルト戦に先発。1回21球を投げて無失点に抑え、現役最終登板を終えた。

 先頭打者の長岡に中前打されたが、続く並木を二ゴロ、丸山和、村上を連続で空振り三振に仕留めた。

 試合後に行われた引退セレモニーでは、広陵高の中井哲之監督、明大時代の監督だった善波達也氏がサプライズで登場。花束を贈った。この光景に、場内のファンも涙する人が続出した。

 それまで涙なしだった野村も驚きの表情を浮かべて目を潤ませた。言葉を交わした後は笑顔を見せた。

 引退のあいさつでは涙をこらえるシーンもあり、「小さい頃からの夢だったプロ野球選手になれた時の喜びは今でも鮮明に覚えています。良い時もありましたが、苦しい時の方が多く、心が折れそうな時も何度もありました。ですが、皆様の温かい応援や支えがあったからこそ、ここまで頑張れたと思います」と感謝。

 「鳥肌が立つほどの力強い声援は一生忘れません。最後に大好きなカープのユニホームを着て野球人生を終えることができて本当に幸せです。13年間、本当にありがとうございました」と締めくくって場内から大歓声が起きた。

この記事の関連ニュース