サッカー日本代表の森保一監督やチームスタッフ、国内組4選手が5日、W杯アジア最終予選サウジアラビア戦(10日、ジッダ)に向けて羽田空港から出発した。ケガで不参加となったDF高井幸大(20=川崎F)に代わり、追加で初招集されたDF関根大輝(22=柏)も出国した。
この日は三協F柏で行われた横浜戦にフル出場し、試合終了は午後6時。慌ただしく準備を済ませて移動し、午後9時前に空港に到着した。高井とともに今夏のパリ五輪に出場した1メートル87の大型サイドバック。クラブを通じ「急に日本代表に呼ばれることになり、とても驚いています。オリンピックが終わってからずっとA代表を意識していました。こういうチャンスを本当にものにしないといけないし、もっと上の目標にたどり着くためにも、本当に大事な期間になる」と意気込みを示した。
敵地でのサウジアラビア戦は過去3戦全敗の鬼門。森保監督は3日のメンバー発表会見で「完全アウェーの中、厳しい戦いを覚悟して試合に臨まなければいけない。まず我々が出せる最高のパフォーマンスをできるように準備しないといけない」と話していた。欧州組も順次サウジアラビア入りする予定で、7日から現地での全体練習をスタートさせる。