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アーセナル冨安が約5カ月ぶり公式戦出場!DF菅原との日本人対決実現 チームは逆転勝利で無敗キープ

スポニチアネックス 2024年10月6日 1時0分

 ◇プレミアリーグ第7節 アーセナル3―1サウサンプトン(2024年10月5日 ロンドン)

 7月に膝を負傷したアーセナルのDF冨安健洋(25)が5日、本拠サウサンプトン戦で今季初のベンチ入り。1点リードの後半40分に途中出場し、サウサンプトンのDF菅原由勢(24)との日本人対決が実現。公式戦では約5カ月ぶりという出場に本拠サポーターが沸いた。試合は3―1で逆転勝利を飾り、公式戦無敗(5勝2分け)をキープした。

 冨安は今季プレシーズン期間の7月に膝を負傷。ここまで公式戦で1度も出場がなかったが、アルテタ監督は試合前日会見で「(負傷離脱していた)彼らをメンバー入りさせるかどうかは今日の午後に決定する。彼らは復帰に近づいており、冨安も同様にメンバー入りにかなり近づいているから、いいニュースだね」とコメント。サウサンプトン戦での復帰を示唆し、同様に戦線離脱していたDFティンバー、DFホワイトについても復帰が近いことを明かしていた。

 その言葉通り冨安は今季初のベンチ入り。DFティンバー、DFホワイトは引き続きベンチ外に。手薄となった右サイドバックにはMFパーティを起用。4バックは右からパーティ、サリバ、ガブリエウ、カラフィオリという並びとなった。

 試合は序盤から猛攻を仕掛けボールを圧倒的に支配するも0―0のまま前半終了。古巣対戦となった相手守護神GKラムズデールの好守などにより、なかなか得点が奪えなかった。すると後半10分、カウンターからFWアーチャーに決められ失点。今季1分け5敗と低迷する相手にリードを許した。

 しかし失点から3分後に同点に追いつく。敵陣でFWサカがボールを奪って前線へパス。これをFWハーバーツがゴール正面で左足一閃。豪快にゴールネット揺らし今季4点目。公式戦4試合連続ゴールと好調ぶりをアピールした。

 さらに同23分、途中出場のFWマルチネリが値千金の逆転弾。MFサカの右からのクロスをファーサイドに飛び込みリーグ戦2試合連続ゴール。出場からわずか7分後にゴールを決めた。すると同40分にDF冨安がピッチへ。パーティに代わって右サイドバックとしてプレー。昨季5月のエバートン戦以来、約5カ月ぶりの公式戦出場に本拠サポーターからは大きな拍手が贈られた。

 同43分にはMFサカのゴールも飛び出し、チームは快勝でリーグ戦2連勝。5勝2分けと無敗をキープし、勝ち点17に伸ばした。

 また、サウサンプトンのDF菅原は開幕から7試合連続のスタメン出場。終盤には冨安との日本人対決が実現したが、同43分の失点に関与すると後半アディショナルタイムに途中交代となるなど悔しい結果に終わった。

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